ネコたちのさりげない思いやり。

我が家では3頭のネコが一緒に暮らしています。
そのうちの1頭は、家族になったばかりの新入りネコで、体は大きいけれど、まだまだ子ども。
遊んでほしくて先輩ネコに近寄ってみるものの、その度に怒られてばかりです。
いつも遊び相手がいなくてかわいそうだったのですが、最近になって友だちができたみたいです。

でも、友だちは野良ネコさんなので、いつもご飯を横取りされています。
そのご飯を食べながら何回もくしゃみをしていたので心配だったのですが、やっぱりその心配は的中してしまいました。
翌日、くしゃみをしながら帰ってきたのです。
2日目には、鼻で呼吸するのも大変そうなくらいの鼻づまりとくしゃみの連発で、いつものような軽快な動きをすることができない様子でした。
それに気づいたのでしょうね。
その他2頭のネコが占領しているせいで一度もいたことがないストーブの前で、体を休めているではありませんか!
お気に入りの場所に強いこだわりがあるネコたちが、病弱な子ネコに怒ることなく譲っていて、しかも50cmくらい後ろで静かに見守っている姿は、人間にも劣らない思いやりを感じました。
子ネコにも頑張っていることがあって、だるい体を起こしてでもきちんとトイレに行くのですから大したものです。
3日経っても症状が軽減されなければ病院に連れて行こうと考えていましたが、ご飯も少しずつ食べれるようにもなって鼻づまりも治まってきていたので安心しました。
早く元気になろうと、3日間ずっとストーブの前でひたすら寝ている子ネコでしたが、4日目には、いつものように先輩ネコにストーブの前をゆずっていました。

謙虚な子ネコと思いやりのある先輩ネコたち。
自分たちの目に映っている外での暮らし。
帰る場所もない、食べる物もない野良ネコたちの生き抜く厳しさをしっているからこそ、分かち合うことを知っている。
知っているからこそ、与えられるやさしさなのではないかと思わされた出来事でした。
いつかこの子ネコにも、自分と同じような症状のネコに、同じようにしてもらった思いやりを与えられるようなネコに育ってくれることを願っています。

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